セミナー講師でFP副業する方法参入障壁は低いが集客と顔出しがネック
セミナー講師でFP副業する方法 目次
セミナー講師で副業最も参入障壁が低い

セミナー講師で副業全て自分でやることも可能
セミナーで副業!といったら、まず始めに思いつくのが、自分自身がセミナー講師となって、告知から集客、開催まで行うパターンですよね。
家計や保険の見直し、株式・外貨投資、FP資格取得講座など、扱われるテーマも様々で、必要なものは自分自身のカラダ1つだけ。
やろうと思えば、告知・集客から会場の確保、当日の受付・開催まで自分だけでこなすことも可能です。
また、インターネットやパソコン操作が苦手な人であっても、やろうと思えば全てアナログ作業で行うことも可能です。
セミナー講師に比べると、保険や金融商品の販売は、そもそもサラリーマンやOLによる副業を認めていないことが多いですし、毎月の販売ノルマがある場合もあります。
また、家計相談等は、知名度のない副業FPに、お金を払ってまで相談してくれるお客さんを探すのは至難のワザです。
セミナー講師も集客は必要ですが、ノルマがあるわけではないですし、複数のお客さんに同時に情報伝達すればいいことから、料金は相談業務よりも安くできるため、集客の難易度は下がります。
以上のことから、セミナー講師はある意味最も参入障壁の低いFP副業
といえるかもしれません。
ネックは集客と顔出し魅力的なテーマ提供の継続と会社バレリスク
ネックは集客と顔出し参加者を集められるような魅力的な内容を提供できる?
さて、そんな取り組みやすいセミナー講師ですが、最大のネックはなんといっても集客と顔出しです。
FPの場合、扱う知識は幅広い分野にわたりますから、セミナーテーマのネタに困ることはあまりありません。
また、人前でしゃべるという点についても、事前練習や場数をこなすことでこなれてくると思います。
しかし、集客については、FPに限らずセミナーの悩みのタネです。
受講料を払う側の気持ちになれば当然ですが、よほど魅力的なテーマや著名な講師でない限り、数時間の時間を使うのも、受講料を払うのも躊躇するものです。
このため、FP協会のFPフォーラムで講師実績を積んだり、「マネーマネジメントコーチ」や「金融知力インストラクター」など、セミナーを独自開催できるような資格を合わせて取得し、FP業務以外で認知度を上げていくという戦略を取っている方もおられます。
また、最初から少人数制のセミナーとし、継続した実績を積むという方法もあります。
顔出しは必須条件会社にはナイショに・・・が難しい
ただし、セミナー講師の場合、顔出しはほぼ必須条件です。
副業でセミナー講師をする場合、できれば会社にはナイショにしておきたい・・・っと思っても、実名はともかく、素顔を出さずに講師をすることはほとんど不可能です。
著名なブロガーさんの中には、顔出ししたくないために、お面をつけて講演をする方もいらっしゃいますが、普通の人は顔も出さない人の話を、お金を払って聞いてはくれません。
当サイトでインタビューさせてもらった方々にも、副業としてセミナー講師をすることについて、会社バレをどのように考えているかお伺いしたところ、事前に会社に相談して、事実上“黙認”してもらっている方もいれば、悪いことをしているわけではないので、気にしなかった、という方もいるようです。
顔出しは、どのように対処するかはその人の勤務先の空気・規則や、今後の独立志向の有無によって判断が分かれるところだと思います。
顔出しのリスクが圧倒的に高ければ、HP運営等のネットを使った副業が有利ですし、おおらかな職場や今後独立予定であれば、早い段階から顔出しして色んな人に顔を覚えてもらった方が有利です。
ご自身の環境・人生を考えながら、副収入を得る手立てを考えてみてください。