FPは「食えない」?FPだけで食べていくのは相当難しい
FPは「食えない」? 目次
食えない資格 FP認知されている割には食べていくのは難しい

食えない資格 FP中央値では年収50万円
「この前ファイナンシャルプランナーの資格取ったんだ〜。」
「へ〜、すごいね!」
こんな会話、したことありますか?
まったくFPを知らない人からすると、ファイナンシャルプランナー資格を取ったっていうと、「あ〜、最近テレビとか雑誌とかでファイナンシャルプランナーの人が解説とかアドバイスしてるけど、そんな資格を取ったなんてすごいね〜。」っとなるわけですが、ちょっとFPや士業の資格に詳しい人だと、「ふ〜ん(食えない資格だけどね…)」っとなります。
それもそのはず。
個人の独立系FPで、FP業務単体での年収は、平均で約300万円、一番多くの人が該当する中央値では50万円という有様です。
(↓↓↓クリックで拡大)
(出典:「平成23年ファイナンシャルプランナー業務調査」(NPO法人日本FP協会))
もちろん、FP業務のやり方は様々ですから、税理士や社労士、不動産業の人がFP業務も行っている場合もありますし、副業やお小遣い程度に活動する場合もありますから、FP=食えない資格というのはやや短絡的です。
しかし、名前が認知されてるわりには、FPだけで食べていくのは相当難しいと言わざるを得ない状況であることは間違いなさそうです。
「食えない」が、「使える」資格=FPFPの知識自体に価値がある
「食えない」が、「使える」資格=FP副収入50万円なら大きい
FPの勉強をした人は、「こんな大事なこと知らなかった!!」っという経験をしたことがあるのではないでしょうか。
特に健康保険や年金・税金などは、サラリーマンやOLだと全部会社任せで学ぶ機会がなく、高額療養費のような大事な情報を知らないままになってる人も多いですよね。
つまり、FPは「食えない」ですが、「使える」知識ではあるという状況なわけです。
このため、資格の通信教育会社では、「独立も狙える資格」としてFPを宣伝していますが、実際には自己啓発目的で取得する人も多いわけです。

FPが食えないといっても、FPの知識自体に価値がないわけではありません。
先ほどの調査結果も、考えようによっては、年間50万円程度なら多くの人がFP業務で稼いでいるわけです。
年収50万円じゃ「食えない」ですが、副収入50万円ならかなり大きいですよね!(ボーナスがもう1回あるようなもんです。)
FPの知識自体にはある程度価値があるわけですから、まずはFPの知識を使って少額でもお金を生み出してみてはいかがでしょうか?
あなたの知識をお金に変えることは不可能ではないですし、給料としてもらうお金とはまったく違う充実感がありますよ!